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四部医典タンカ

四部医典タンカ


タンカ71 灌腸[2]、走旱*治、瀉血

タンカ71
 タンカ71「灌腸(かんちょう)[2]、走旱*治(かんち)、瀉血(しゃけつ)」は、『四部医典』の第四部「結尾(けつび)タントラ」第18章〜第20章の内容を、総合的に絵としたものです。
 灌腸が続きます。特に、腹脹・虫病・下半身の外傷や発熱の場合は、烈性灌腸が効果的です。
 走旱治(かんち)とは、強い薬などにより早期の効果を期待する方法です。ただ、虚弱体質の人や妊婦は禁忌(きんき)ですが、中毒・悪瘡・痛風などには効果的です。
 瀉血の部位はタンカ6、7にありましたが、各種の熱症・痛風・瘟病(おんびょう)などに有効です。

*走旱:走(そうにょう)に旱と書く1つの漢字で「かん」と読む。
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