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四部医典タンカ

四部医典タンカ


タンカ60 脈診[5]

タンカ60
 タンカ60「脈診(5)」も、『四部医典』の第四部「結尾(けつび)タントラ」の第1章を、絵にしたものです。
 肺脈の異常をもたらす祟(たた)り――呪いによる鬼、龍王(りゅうおう)、悪魔、鬼魂(きこん)、餓鬼(がき)、財鬼(ざいき)など。
 腎脈の異常をもたらす祟り――白鬼(はくき)、龍王、陸龍王(りくりゅうおう)、悲傷鬼(ひしょうき)、女魔、破教魔(はきょうま)など。
 そうした鬼邪の祟りを促進する要素として、半円形の建物や、怪石のある山に入る、各種の黒いものを見る、などがあります。
 タンカの下半分には、父子脈(ふしみゃく)があります。父の病気には息子の脈を、息子の病気には父の脈を、それぞれ診て、病状やその後を判断するというものです。
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